捻挫はどこであれ身体全体のパフォーマンスを劣化させるので、できれば完治させましょう。
捻挫のほとんどは痛みを訴えず、隠れ捻挫として何年も潜伏します。そして身体のパフォーマンスを劣化させます。手首や足首、肘、肩などの分かりやすい部位だけではなく、肋骨、骨盤などの隠れ捻挫は見つかり次第、徹底的に治し切るようにしましょう。
放置して自然治癒することはありません。なぜなら、放置しても問題がないから隠れ捻挫として潜伏できるからです。我々は複雑なアーサナをやらなければいけないほどの必要性がないので、普段に普通に暮らしている分には隠れ捻挫は放置しておくのが合理的な判断とされるのです。そこに不要なコストを費やさないと身体は考えます(身体という恒常性維持システムを擬人的に捉えればの話です)。
しかし、それは身体のホメオスタシスの浅はかさでしかなく、全体のパフォーマンスを著しく落とします。ですから、ヨーガの難解なアーサナをやることで、身体の問題点(捻挫なり、硬さなり)を洗い出し、改善する好機としましょう。
どうやって治すかに関しては、気功師の各自でそれぞれの方法があるでしょうが、基本的には該当部位に気を流しならがら、可動させて効果を検証するという方法で治しきりましょう。
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捻挫は全体のパフォーマンスを劣化させるので、完治させたい
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