明日はいよいよ寺子屋「やさしいブラックホールの熱力学」講座です。
明日の「ブラックホールの熱力学」の予習として、Wikipediaを読んでおいてください。
今回の内容に関して、受講生からよく「どうやって予習しておいたら良いですか?」と聞かれました。通常ですと参考書籍などを挙げるのですが、今回は適切な参考書籍も紹介できず、むしろ変に予習するよりは知識ゼロのほうがいいと思って、「予習しなくていいです」と言ってきました。
その方針に変わりはありません。
なぜなら変に予習すると、その知識が邪魔することがよくあります。付け焼き刃はやはりケガのもとです。
もちろん該当論文を読みこなせるという方はぜひそうして欲しいのですが、変なサイエンス・フィクションのような解説書を読むと頭が腐ります。もし読むのであれば専門家が書いたきちんとした啓蒙書が良いと思います。ちなみにいくらきちんとしているからと言って教科書はあまりオススメできません(ファインマンの教科書は別として)。というのは、「できる」ようになることに主眼が置かれすぎて、「わかる」ことがあまにおざなりな気がします。「わかる」というのは危うい言葉ですが、全体像が見えるという意味で了解してください。
もちろんこれは僕の感想とオススメでしかないので、どんな形で予習してきていただいても構いません。
ただできればWikipediaの「ブラックホールの熱力学」を読んでおいてください。
Wikipediaの解説を読んですっきり理解できるなら、素晴らしいことですし、きちんと予習ができている証拠でもあります。
また全く分からないのであれば、それは良いフィードバックのための「使用前」となります(講座後にはスラスラ分かると思います)。
お申し込みはこれからでも間に合います!
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明日の「ブラックホールの熱力学」の予習としてWikipediaに目を通しておいてください
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