Quantcast
Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

【バレエスクール募集開始!】バラの甘い香りに誘われて、軽やかに楽しく踊りましょう!!

$
0
0

*オンラインメンター2期は続々と強力なメンバーが集結していて、面白いことになっています。

1期から2期へと挑戦される方は、是非お楽しみに。全くこれまでと異なる「まといのば」の魅力に触れられると思いますw(自分でハードルを上げてしまった)

*今月はMBA(まといのばバレエアカデミー)スクールです。バレエについて、根本から意識も動きも変えましょう!!

 

 

まず、芳(かぐわ)しいバラの香りをしっかりと味わいましょう。

 

バラの香り?

 

そう、バラの香りです。

 

バレエの話です。

 

 

ご承知の通り、ジュリエットはバルコニーに立って、こう言いました。

 

名前に何があると言ふの?
薔薇の花を別の名前で呼んでみても甘い香りは失せはしない。

 

What's in a name? That which we call a rose
By any other word would smell as sweet.

 

 

その名前ゆえに死ななくてはいけなかった2人に相応しい美しいセリフです。

 

今回は、悲恋でもなく、名指しと必然性(クリプキ)でもなく、ラポールが逆風の中で強まるという話しでもありません。

(今月の寺子屋はとうとうクリプキ様登場です!クリプキの「名指しと必然性」に迫ります。気功のからくりに哲学と論理学で迫ります)

「名前に何があると言ふの? 薔薇の花を別の名前で呼んでみても甘い香りは失せはしない」 2017-11-06

 

 

 

バラの甘い香りについてです。

 

日本を代表するバレエダンサーのクラスレッスンで、こんな指導がありました。

エポールマンは肩越しのバラの香りをかぐようにと。

 

肩越しがポイントです。肩だと近すぎますw

 

 

これは重要なポイントです。

 

エポールマンを単に首を横に向けると考えてはアウトなのです。

そのような即物的な理解ではなく、バラの甘い香りを味わうことです。

 

そうすると突然に雰囲気が出てきます(我々の言葉で言えば、大周天ですね)。

そして、、、なぜか可動域が大きくなります。

 

 

バレエにはコツがありますが、最も重要なコツは、順番だと思います。

 

将棋などでもそうですが、手順前後はダメなのです。順番が大事です。手順が大事なのです。

 

MBAが始まりますし、シンプルにコツを書きます(それ以外のコツは膨大に過去記事にありますので、検索してください)。

 

まず、芳しい香りを味わい、鼻で香りを吸い込みます。そして鼻で見るようにして、視線を遠くに移動させ、鼻、視線、顎、胸、そして手と動かしていきます。そして指が行く方向へ体が移動するイメージです。

 

 

従来の言い方で言えば、まず視線と呼吸、そして胸から手、そして腰が動いて、脚が続きます。

 

足のパで言えば、つま先が動き出して、残りがあとについてきます。そのとき強く押すのは、むしろ軸足です。

 

 

身体を動かすというのはすべての基本であり、もちろん踊りの基本ですが、重要なのは、身体は簡単に動くということを知ることです。

 

 

たとえば二人一組になって、手に引っ張り合いをしてみます。

(あまり指を強く引っ張ると傷めますので、気をつけて!)

 

 

「まといのば」では「赤い糸」と呼んでいるのですが、親指から橈骨側を引っ張ると、簡単に抵抗されます。

 

逆に小指と尺骨側に触れて、そこにある経絡を引っ張るイメージを強く持つと、簡単に相手を引っ張ることができます。

 

これは面白いので、うまくできたら繰り返しお互いにやってみてください。

 

 

歌舞伎などで舞台上での早替えなどで、しつけ糸をスッと抜くと、はらりと衣装が剥がれ落ちるように脱げることがあります。これと同じ感覚で、イメージの赤い糸をスッと抜きます。

そうすると相手の軸が、スッと崩れ落ちます。

 

これは結構恐ろしい技術で、練習すると上手になります。

 

 

子供などはこの技を本能的に理解していて、母親の小指を引っ張ったりします。親指を引っ張ったところで、結果は出ないからです。

 

慣れてくると、実際に小指なり尺骨などに触れなくても、引っ張れるようになります。合気道の空気投げや、アートビジネス系の詐欺商材などでは、街角でポストカードを配るふりをして、受け取ろうとしたら、そのままフレームの中断(ハンドシェイクインダクション)とこの赤い糸の合わせ技で、気付いたらギャラリーに案内され、一日コーヒー一杯分のローンを組まされたりしますw

 

これは上半身版ですが、下半身版はもっと面白いのです。

いわば足バージョンです。

 

 

手は小指でしたが、足は親指です。拇趾(ぼし)ですね。

座った状態で、足を投げ出してもらい、小趾側(小指側)と拇趾側(親指側)をそれぞれ引っ張ってみてください。

 

驚くほど、内側の方が身体が引っ張られます。拇趾大事です。

小趾だとびくともしません(いや、猛烈に引っ張れば動きますが)。

 

ここまでだと通常のおなじみの「赤い糸」のワークです。

 

 

このせっかくの知識をバレエに生かさない手はないのです。

 

すなわち、アームスを動かすときは、少しだけ小指と尺骨を意識し、脚を動かすときは、少しだけ内側を意識します。

その赤いしつけ糸を引っ張るようにして、動きます。すると不思議なことに、スッと軽く動けるのです。

そしてそれは手足にとどまらず、腰まで軽くなります。

 

 

実はここまでも昨年はすでにやっているワークです。

今年はここにバラの香りを追加しましょう。

 

 

芳しいバラの香りに誘われて動くのです。誘惑されて動きましょう。

 

 

美しいバラの甘い香りに足が向き、そして手が伸びるのです。

それを全身で味わい、全身で表現すると、バレリーナの美しい所作につながります。

 

気持ちよくて、楽しくて、そして美しく動ける、そんな心と身体を目指しましょう!!

 

そして、今年も楽しく、バレエの上達を目指しましょう!!!

 

 

【MBA(まといのばバレエアカデミー)スクール 〜薔薇の香りとバレリーナの美しい所作〜】
【日時】 10月27日()15:00~20:00
     10月28日()13:00~18:00

【場所】 昨年と同じ新宿のバレエスタジオ!!
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

Trending Articles