寺子屋を終了して、11月ごろから「塾」をスタートします(前後すると思います)。
私塾のイメージです。
寺子屋が基礎学力を叩き込む場であるとしたら、塾はその基礎を土台にその上に高い抽象度で概念の伽藍を色鮮やかに構築していく作業です。毎回、つくっては壊し、構築しては破壊します。
色砂で描いた砂曼荼羅のようなものです。
寺子屋レベルの内容が習熟している人に限定して、遠くにある小さな系同士を細い線でつなぎながら大きなゲシュタルトを構築するという作業を楽しく行います。
かなり刺激的な試みだと思います。
ある任意の系の内容は、別な系と接続することではじめて意味が生じます。
(逆に言えば系1つだけでは、意味は生じないのです)
何かを学ぶときの本来の醍醐味は、その系を小さくても良いから完結させて(それは根性によって)、その上で勝手に他の系と結びつくときにあります。
ゲーテが外国語を知らないものは自国語を知らないと言う意味はそこにあります。
そんな場として、「塾」をスタートします。寺子屋シリーズの1つ上のシリーズとなります。
来年1月からスタートする予定でしたが、前倒しして11月ごろからゆっくりスタートさせようと思っています。かなり楽しいと思います。
ただ塾は寺子屋と異なり、寺子屋レベルの内容の習熟度を審査させていただきます。基本的なことを講義の場で確認していたら、時間がいくらあっても足りません。ある一定の(最低限の)知識は不可欠です(もちろんその上での質問は歓迎です)。
多くの集団はセレクションを経て構成員になります。多くの学校は(地域の義務教育の公立学校などでない限り)入学審査があります。「まといのば」の塾も審査制です。論述で審査します。
寺子屋シリーズは一旦終了となりますが、別な形で総復習講座を開催します。
お楽しみに!!
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寺子屋を終了して、11月ごろから塾をスタートします。
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