*本日はOnLine ReCord第3弾の公開収録!!!
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*同じく明日金曜日は寺子屋追加開催です!!
フォン・ノイマンから見た経済学の地図を頭にダウンロードしましょう!!!
*今週土曜日日曜日はラージャスクールです!!!
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*来週火曜日は「はじめての気功」内蔵ヒーリング特集追加開催です!!腎臓、肝臓、蝶形骨をヒーリングしましょう!!
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彼は宇宙を全能の神によって課された暗号と見なしていた。(ジョン・メイナード・ケインズ)
ミステリーを解いたり、暗号を解いたり、謎を解くのは楽しいものです。
謎が解けていく瞬間は快感です。
子供の頃、なぞなぞを出し合い、推理小説に夢中になり、ゲームに夢中になった経験は誰にでもあるはずです。
ゲームの本質もなぞなぞであり、秘密であり、推理です。
未知への挑戦であり、新しいことを学び、その世界のアルゴリズムを解き明かすところにあります。
(ゲームがすごいのはスポーツと同じく身体性を高く要求される点です。頭で分かっても身体が反応できなければいけません。身体レベルまで落としこんではじめて、クリアできます。僕はゲームは全く苦手ですw)
(というか、スポーツも運動も学問もどれも身体性が必須ですね〜)
神さまがこの世界を創り、この世界をゲームとして創ったと考えみましょう。
全宇宙が謎であり、ミステリーであり、暗号であり、秘密だと考えると、人生はなぞなぞ大会になります。
秘密を解き明かせば、世界が広がり、そしてもっと大きな謎が広がり、ミステリーが広がり、新たな暗号が提示されます。
寺子屋で言えば、宇宙論を思い出します。
大きな大きな謎が一つ解き明かされると、そのことによってもっと大きな謎が生まれます。
この紋章は秘密結社のものでも、魔術師のものでもなく、量子論の創始者の1人であるボーアのものです。
その中心にはおなじみの太極図が描かれています。
陰極まれば陽極まり、陽極まれば陰極まるというあの陰陽の図です。
ビッグバン宇宙論というのは、まさに神様のパズルを解き明かす営みですが、ビッグバンの残り火である3K背景放射を調べているうちに、おそるべきことにこの太極図があらわれますw(3Kというのは、キツイ汚いとかではなく、絶対温度3度ということです。3ケルビンで3Kです。灼熱のビッグバンの波長が十分に引き伸ばされて3Kまでになったということです)
宇宙の神秘とは太極図だったかと、思わず道教に転向してしまいそうです(^o^)
まあ、この秘密の暗号はドップラー効果ということで説明がついたのですが、宇宙の残り火が地球を大宇宙の中心とした太極図なんて、神の存在を信じたくなります(笑)
宇宙論はある謎を解くと、また次の大きな謎が生まれ、その謎を解き明かし、世界の理解が深まると、もっと深刻な謎があらわれます。宇宙論だけではなく、科学全般がそんな歴史です。
謎解きが好きなコナンくんにとってはパラダイスです。
余談ながら、答えを先に知りたい人にとって、この世は地獄です。というか、「答えがある」という考え方そのものが深刻な間違いです。
学校教育では回答がある問題を考える癖をつけさせられるために、答えがあるかどうかわからない問題、答えがあったとしてもあと20年は解けない問題などに対しての耐性がなくなってしまうのです。
たとえば、本来ならば「答えがある」ということそのものが、謎の大きなヒントになるのです。
ゲームをしている子供はクリアすることが目的でしょうか?いや、たしかにクリアしたいのかもしれませんが、ゲームのアルゴリズムをいじって無敵になったとして、経験値も無限になり、武器もゲットし放題になったとしたら、、、無敵のプレイヤーのゲームなんて面白くもなんともありません。死ぬかもしれないし、傷つくかもしれないし、後悔するかもしれないから、ゲームは楽しいのです(人生も)。
もっと余談ですが、数学者でフィールズ賞受賞者である広中平祐さんが言っていたように思うのですが、大学院生に対して、数学の課題を渡すと、「これって2年くらいで解けますか」とか広中教授に聞くそうですw
それに対して答えていわく「君が2年で解けるなら、僕がこの場で解くよ」とw
楽しすぎます。
大人にとっての、数学者にとっての数学の問題というのは、受験勉強や大学でやってきたものとは違って、人類の中で最も優秀な人が人生をかけてやるものであり、解けるかどうかも分からないものです。問題を探すのも大変ですし、解くのは相当に大変です(僕らは問題を読解することすら、おぼつかないのですが)。
ポイントはゲーム感覚ということです!
新しい知識を習得するというのは、謎がまた一つ解けるのと同じです。
謎がひとつ解けると、宇宙論と同じくまた謎があらわれます。
でも、謎解きが好きな我々は、次々と新しい美味しい料理が並ぶバイキング(食べ放題)のような楽しさしかありません。
間違っても一瞬で全部を食べたいとか思わないわけです(一瞬で楽しみが消えてしまいます)。満腹になるまで、ひとつひとつ楽しんで味わいましょう(^o^)
知識の習得はコレクションでも塗り絵でも無いのです。
何から学べばいいですか?とか聞かれることがありますが、バイキングで何から食べたらいいですか?って聞くのと同じです。
美味しそうなものから食べればいいし、飽きたら次へうつればいいのです。
(学校じゃないので、カリキュラムもないし、テストもありませんw)
好奇心というアリアドネの糸をたどれば、ぐるぐると同じところをまわっているように感じても、そこが最短距離であり、測地線です。
P.S.もちろんそれでも最短距離で学びたいと思い、なるべく無駄なことを外したいと思うかもしれませんが、それであれば来年(2017年)から再起動する寺子屋を毎月受講することをオススメします。
第1講座「論理学」からリブートしていきます!!!お楽しみに!!!
月1回開催です。
【書籍紹介】
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紹介したのはこちらの引用文です。
これはOnLine ReCord第2弾の「魔法の時間」、第3弾の「アルゴリズムの秘密」を考える上でもかなり重要なポイントが含まれていると思います(^o^)
(引用開始)なぜわたしくは彼を魔術師と呼ぶか。それは彼が全宇宙とその中にあるものとを謎として、秘密として考えていたからであって、その秘密は、ある一定の証拠、すなわち秘教的兄弟団に一種の哲学者の宝探しを許すために神が世界のあちこちに置いた、ある一定の神秘的な手がかりに純粋思惟を適用することによって読み取ることができるものである。彼の考えるところでは、これらの手がかりは、一部は天空の証拠や元素の構造のうちに見いだされ(そのことが彼は実験物理学者であるという誤った示唆を与えるもとになっている)、なおまた一部は、教団員によって伝えられた、バビロニアにおけるもとの秘密な啓示にまで切れ目なく続いている、ある種の文書や伝統のうちに見いだされるべきものであった。彼は宇宙を全能の神によって課された暗号と見なしていた。ーーあたかも、彼自身ライプニッツと通信したさいに微分法の発見を暗号文に包んだのと同じように。純粋思惟によって、精神の集中によって、秘伝を受けた者にはその謎が明かにされるであろうと彼は信じていたのである。(引用終了)
「彼は宇宙を全能の神によって課された暗号と見なしていた。」、「純粋思惟によって、精神の集中によって、秘伝を受けた者にはその謎が明かにされるであろうと彼は信じていた」っていいですね〜
最近はまっている96猫さんから、、、アンパンマンのマーチですw
*「アンパンマンが好きです、でもバイキンマンがもっと好きです」という96猫さんのアンパンマンマーチ。お母さんと子供の声の切り替えがすごすぎる。
*「♪愛と勇気だけが友達さ」、、とあえて「だけ」と限定してしまうと、友達がいないのかなって思いますね、でも大丈夫。ニュートンもハレー以外の友達はいなそうですし。
*「プラトンは私の友、アリストテレスは私の友、しかし最大の友は真理である」(ニュートン)
(ちなみにこれは友達である2000年前に死んだお友達であるアリストテレスの言葉のパロディです)
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なぜ彼を魔術師と呼ぶか。それは彼が全宇宙とその中にあるものとを謎として、秘密として考えたから
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