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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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激しい勢いで近づいてくる未来を心の底から楽しむためにも、まずSFで疑似体験しましょう!!

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*明日は1Dayスクール「歩法革命」です!!
エレガントで美しい歩き方を獲得しましょう!!

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昨日は非常にディープで刺激的なセミナーであったかと思います。
シンギュラリティ、A.I.(人工知能)、迫りくる未来、すでに来ている「未来」、ディープラーニングなどについて、どっぷりとディープに体感していただけたかと思います。

非常に脳を使うワークである「タイムマシン瞑想」をやりつつ、迫りくる輝かしい未来を肌身に感じ続けてください!!

我々に受け入れやすいカタチで「未来」を提示してくれるのは、SFだと思います。
良いSFは未来予測より正確に未来を描き、未来予測よりも臨場感高く未来を体感させてくれます。

「いますでにここにある未来」というのを盲点(スコトーマ)をいかに外して見るかが重要になります。SFをただのお話にしてしまうのではなく、細部にあるメッセージを読み取ることです。



まずは「いますでにここにある未来」としてのアルファー碁です!


*アルファ碁が4勝1敗 トップ棋士に最終戦も勝利

将棋に関してはときの将棋連盟会長が最初に名乗りを上げました。
米長先生らしい派手な大立ち回りですし、さすが嗅覚鋭く晩年の良い仕事だなと思います。


大昔のことのように感じますが、まだ2012年なんですね〜
ここから一挙にプロは負け続けます。将棋ファンとして目を覆うような状況ですが、これを羽生さんはずいぶんと前から予想していました。コンピューターがプロを超えたタイミングを見計らうようにして、羽生さんが叡王戦に参加しています。順当に勝ち進めば羽生さんがはじめてコンピューターと闘います。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る/中央公論新社

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チェスではカスパロフが1997年にIBMのディープブルーに負けます。
最初に負けた者の名前の名前のみが歴史に刻まれます。


*ディープ・ブルー vs カスパロフ 世紀の頭脳対決


勝敗がはっきりしているゲームは力量をはかる上で分かりやすいと言えます。


それにしても、ディープブルーとカスパロフの闘いはいま見るとコンピューターがおもちゃに見えます。よちよち歩きというよりは、受精卵みたいなものです。しかし受精卵の成長は激しく、よちよち歩きから、つかまり立ちをし始めています。コンピューターはよちよち歩きからつかまり立ちをするときに、一度進化しています。そこが今回の「タイムマシン瞑想」での主題でもありました。
プラトン主義が終わり、ブラックスワンが牙を剥いたという感じです。

世界の中心に無矛盾を仕込むことに失敗し(ゲーデルの不完全性定理がプラトン以来の夢を打ち砕きます)、世界の中心はランダムであることを我々は不承不承受け入れざるを得なくなっています(まあ、決定論の世界から離れることができ、その意味で人は本当の自由を獲得できると言えます)。


未来像が頭の中で臨場感を持って結ばないときは、、、、、我々は自分の想像力の貧困を恨めしく思うべきですが(「想像力は無限」という無邪気な物言いができることを羨ましく思いつつ)、外部知性を使いましょう!

未来を見事に描いているのは良いSFです。

良いSFは想像以上に未来を描きます。

たとえば、シンギュラリティと同じ意味で使われるトランセンデンスを映画のタイトルとしたジョニー・デップ主演のこの映画。
人工知能、脳のアップロード、ナノロボットなどについて、そしてこれは私見ですが「愛」を知っているのはA.I.なのか、それとも人間なのかについても重い問いをつきつけています。



少し古い映画ですが、名作なのはブレードランナーです。
ちなみに原作はSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(Do androids dream of electric sheep?)です。フィリップ・K・ディックです。
原作と映画はほとんど無関係なくらいに変わっています。そしてディックの小説も素晴らしいです。この「アンドロイドは…」というのはよくパロディーで使われます。

リドリー・スコット監督でハリソン・フォード主演です。
ラストシーンが本当に素晴らしい。



ネタバレになるので、本編を見ていない人は見ない方がいいと思います。
素晴らしいシーンです。



人生のすべてが凝縮されていると思います。


そして、軽いものとしてトータル・リコール。こちらも同じくフィリップ・K・ディックの原作です。『追憶売ります』(We Can Remember It for You Wholesale)。
普通は原作の方が膨大で、映画化するときは、かなり削るものですが、この2作品は原作が短く、映画化でふくらませています。



この映画の記憶の移し替えはすでに実現しています。
近いところで言えば利根川進さんのグループが発表していました。
火星の移住も着々と進んでいますしね。イーロン・マスク本人も移住すると発表していますし。


A.I.にとって重要なのはどんなデータを食べさせるかであり、その意味ではGIGO(Gabage in, garbage out.)は有効です。清水先生に言わせれば、ディープラーニング自体の改善はそれほど重要ではなく、それよりデータだそうです。
それを鮮やかに描いてのが(と僕が思うのが)チャッピーです。


これは本当に派手な映画です。主役クラスがゴロゴロ出てきて(それでいてなんとも可哀想な役柄でw)、でも真の主役はAIです。人に判断をさせるか、A.I.に判断をさせるか、、、この先何度も議論される問題でしょう。しかし、結局はA.I.に軍配が上がり続けると思います。
ただその頃にはA.I.も情動を持ち、ホルモンバランスがあり(ホルモンバランスが崩れ)、性格も存在するようになっていると思いますが。


そして、自分を超えるものが出現するという恐怖を描いたのがターミネーターでしょう。
足の速さでも機械に超えられ、腕っぷしの強さでも機械に超えられ、飽きもせずに単調な作業を繰り返す能力も機械に超えられ、いまや知性も機械に超えられます。
昨日も話題に出ましたが、お笑いの世界にもディープラーニングが出現し、笑いを取っています。
実際にワトソンもジョークを言います。当意即妙な受け答えをしています。




恐怖というか、不気味の谷現象としては、僕はこのワトソンのCMは十分に不気味でした。
そして逆に鮮やかだなーと思いました。
詳しくは是非こちらの記事「アルゴリズムをきわめた先では人間の可能性は閉ざされていて、AIの可能性は広がっていることについて」を。




ちなみに昨日紹介したのは、こちら。



こちらも紹介しました。
Catch me if you canはレオナルド・ディカプリオの主演作品です。
その映画のモデルとなった実在の元詐欺師とワトソンとの対話です。



ディカプリオのキャッチ・ミー・イフユーキャンはこんな映画でした。

楽しい映画です。実話とは思えないです。楽しく人生を生きたいって思えますねー(人には迷惑をかけない程度に)。


ちなみにシンギュラリティ以降の未来を描いているとしたら、、、こんなカタチかもしれません。


*サマンサのスカーレット・ヨハンソンが最高です。もちろん、ホアキン・フェニックスも。


肩の力を抜いて、SFや映画から未来像を脳にダウンロードするのも良いかもしれません。


いつの時代もその同時代人にとっては過渡期でしょうが、我々もまた例に漏れず過渡期に住んでいます。


というわけで、まといのば講座「タイムマシン瞑想」は月曜日に追加開催します。
そしてヴァーチャル受講も募集開始しています!!
詳細はこちら!!!

お楽しみに!!!


【書籍紹介】
シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき/NHK出版

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格差の世界経済史/日経BP社

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あ、そして、昨日紹介したのは、こちらの青いリンゴのジャムです。
青い食品は無いなどと言われますが、美味しいです(多分)。



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